とあるRailsエンジニアの2012年

嬉しかったこと
個人プロジェクトが Lifehacker.jpで取り上げられた
自分が死んだ時、大切な人にメッセージを届けてくれるサービス「Proof of Life」
コレは別で記事を書こうと思って年を越してしまいました… この記事のお陰で前月比1000%くらいユーザが増えました。
Proof of Life は紹介される前も後も、機能は何も変わっていないにもかかわらず、より多数の人に知ってもらえる、共感してもらえるというのは、一種、不思議な感じがしました。 もちろん、広告の重要さも知っていますし、認識してもらえなければ売ることもできないってのは、頭では理解していましたけど、カラダでもって理解したという感じです。
いずれにせよ、自分のプロダクトが紹介されると、嬉しさと恥ずかしさと不安がいっぱいになりますね。 通勤時間で作っているものなので、時間をかけられない分、品質に心配もありましたしね。
教訓
- 自分が必要としているサービスは、やはり誰かも必要としている。
失敗したこと
会社プロジェクトのキビッツ が盛大にコケた
コレも別で書こうと思っているのだけど、2012年の前半はほぼすべてこの「キビッツ」を作っていました。 そして残念なことに、ほとんど稼働していません。
正直なところ、作りはじめる前からこの企画にずっと反対していました。ですが「やるまえから負けることを考える奴があるか」的な言論に負け、半年以上かけて制作した挙句、見事に失敗しました。
教訓
- 直感でダメだと思ったサービスは絶対に作ってはいけない。
- 「やってみなきゃわからない」は大抵の場合、正しい、けど「やるまえからわかること」もあります。
- 「時間」という一番貴重なリソースを、ダメだと考えている事業に捧げるには人生は短すぎます。
その他の2012年の制作実績
おまけ:2012年の個人プロジェクト制作実績
他、Titanium アプリ。
総括
2012年は金銭的に見れば、まったく成功のない年でした。ぜんぜんお金を稼げていない。
もちろん、これだけ作っているのだから、技術力は上がっているとは思います。それでもお金を稼がなければ事業として意味がありません。
今年は「お金を稼ぐこと」に重心をおいて仕事をします。